先日、ある企業様との打ち合わせに行って伺った話です。

部長様お2人とお話をさせて頂いたのですが、その企業様は男性が多い職場で中々独身の従業員が結婚できる環境がないということで、社長様自らその従業員の皆様に何か婚活の手助けができないかと考えてらっしゃるということでした。

大きな企業様で、その社長様が自ら従業員の婚活、結婚、将来を考えているということに非常に感動しました。

お話を伺う中で、もちろん業務的に結婚していた方が良い場合もあるとのこと。あくまで個人的な見解で出た話ですが、例えば役職の方が独身だと社外の交流の場、打ち合わせなどでで多少気にされる場合があるなど。

これはには正直なるほどとも思ってしまいました。今のご時世、そのようなこともあってはならないのでしょうが、仕事柄なのでしょうか、どうしても特に目上の方との交流では気にさせてしまう場合もあるとのことでした。

ただ、この企業様のお気持ちとしては社外的な体裁などは大きな問題ではなく、結婚したくても中々できない従業員を家族のように想い、何とか上手く婚活をできるようにしてあげられないかというシンプルなお考えでした。

お話をされている部長様の表情とお話しぶりは部下というよりも息子を思う親のようにも感じ、このような環境の会社はすばらしく、恐縮ですが、まだお会いできていない社長様にも是非お会いしたいと思っているところです。

沢山お話を伺っていると、中にはご自身で頑張り、何年もかけ、すごい回数の合コンパーティーに参加し、最終的にはバスツアーで最良の出会いがあり結婚された従業員様もいらっしゃるようですが、ほとんどの方は合コンパーティーや街コンにも中々参加できず、婚活が進んでいないそうです。

このように合コンや街コンなど様々な出会いのきっかけはありますが、中々積極的に参加するということが難しい方もいるのではないでしょうか？

また、参加しても積極的に女性とコミュニケーションをとれず終了してしまい、お金も時間も無駄遣いまでとは言わないまでも効率的に婚活ができていないのかもしれません。そして自信も無くなっていき徐々に婚活に消極的になる・・・よく聞く話なのです。

結婚された方や女性とのコミュニケーションが上手い方から見れば、なぜ？と思うのかもしれませんが、言われてできるものでもなく、自分を異性に表現するということは普通？の方々にとってはとても難しいことなのかもしれません。

私も何度も合コンや街コンのお手伝いをして、なぜせっかく高いお金を払って参加しているのに男性同士で固まっているのだろうとイライラして、積極的に動くようにアドバイスし、おせっかいをしていた時期もありました。が、今はやみくもに動くのではなく、気持ちに寄り添い、どうしたらその方らしさを表現できるかを考えてアドバイスするようにしてます。

実はこれをするようになって、更にサポートのやりがいに気付けたように思っています。皆が上手くできなくて当たり前と想うことで今までよりも親身に言い方はあれですが、楽しくサポートできているかと思っています。

もしかしたら、女性もあまりにも表現が上手な男性よりも、恥ずかしながらも一生懸命にアピールする男性に好感を持つのでは？等とも考えています。

話は脱線してしまいましたが、今回の企業様のお悩みは、婚活中の従業員様たちが、どうしてよいか分からずに半ば婚活に諦めを持ち始めているということです。

単純に「結婚相談所に入会したらどうだ？」では上手くいかないだろうということなので、いろんな方法で段階を踏んで、徐々に意識を変えて婚活に前向きになってもらうように提案しますとお約束してまいりました。こちらの従業員様の婚活に対して、どのように企業様とタッグが組めるかは未だ分かりませんが、地域の皆様のお役に立ちたい気持ちはだれにも負けないと思っておりますので、必ずこちらの従業員様を幸せに導けるよう精一杯頑張ろうと思っています。

少し大変な事もありますが、素晴らしい会社の考えに触れたり、人情味のある部分を感じたりと、本当にこの仕事、結婚、婚活は深く人とお付き合いのできる楽しく、やりがいのあるものだと再認識しました。

皆さまの婚活・結婚が整いますことを心よりお祈り申し上げます！